厚生労働省の宇都宮啓保険局医療課企画官は6日、P4P研究会(代表幹事・武藤正樹国際医療福祉総合研究所長)の定例会で、DPCの新たな機能評価係数の検討で課題となっているケアミックス型中小病院の評価方法について、診療ガイドラインの準拠率が指標となる可能性を示唆した。DPC評価分科会委員である山口直人東京女子医科大学教授との討論で明らかにしたものだが、ガイドライン準拠率を新たな機能評価係数とするかについてはさらなる議論が必要との見解を示した。
厚生労働省の宇都宮啓保険局医療課企画官は6日、P4P研究会(代表幹事・武藤正樹国際医療福祉総合研究所長)の定例会で、DPCの新たな機能評価係数の検討で課題となっているケアミックス型中小病院の評価方法について、診療ガイドラインの準拠率が指標となる可能性を示唆した。DPC評価分科会委員である山口直人東京女子医科大学教授との討論で明らかにしたものだが、ガイドライン準拠率を新たな機能評価係数とするかについてはさらなる議論が必要との見解を示した。
8日の診療報酬調査専門組織DPC評価分科会で、佐藤博委員(新潟大学医歯学総合病院薬剤部長)は、日本病院薬剤師会の「DPC病院における薬剤師の病棟業務に関する実態調査」(09年3月まとめ)の結果を提示し、「2003年度DPC対象病院においては、DPC対象患者100人当たりの病棟薬剤師数Bが大きい病院のほうが、平均在院日数が短い傾向が見られる」として、病棟に薬剤師を配置している病院の評価を上げるべきとの考えを示した。他の委員からも同様の意見が挙がり、事務局ではこれらの議論を踏まえ、今月中をめどに新機能評価係数の検討項目を固めたい意向だ。
【注】上記調査は、病棟薬剤師数として、診療報酬上評価されている業務に従事する人員は除いた「病棟薬剤師数A」と、それに薬剤管理指導に従事する人員も加えた「病棟薬剤師数B」を用いている。