日本看護協会(久常節子会長)は7月31日、新人看護職員の卒後臨床研修に関する要望書を厚生労働省の阿曽沼慎司医政局長に提出した。要望書では、臨床実践能力の未熟さが医療事故に対する新人看護職員の不安要素につながっていると指摘。この不安感が医療安全の課題とともに、新人看護職員の早期離職の一因となっているとした。その上で、「患者の安全を確保しつつ着実に整備する」ための要望事項として、①施設内の研修指導体制の整備②新人看護職員の研修環境の整備③研修の質向上のための支援方策の推進-の3項目を掲示。施設ごとの研修責任者の配置のほか、配属部署ごとの研修担当者の配置、研修時間の保障、機器・教材の整備、複数の施設連携による研修の推進などへの予算措置を要望した。
