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人材登用術

 昨年9月に診療を休止した銚子市立総合病院。当時の市長に対するリコールの成立、出直し市長選にまで発展し、世間の耳目を集めたのは周知の通り。その後、新市長に選ばれた野平匡邦氏が再開を目指している。一方、同病院が所在する千葉県ではこのほど、千葉県病院局の職員を公募するにあたり、民間病院における経営管理または医事事務の経験を13年以上有することを応募資格とした。このほか、外部人材を登用した事例としては、総務省が先日開いた「公立病院経営改善事例等実務研究会」の資料によると、埼玉県、福島県、長崎県、神奈川県、横浜市、川崎市などが挙げられていた。ただしこれは地方公営企業法の全部適用に際して外部人材を管理者に登用した事例であり、また、国立病院や他県の自治体病院の病院長などの起用が多いようだ。あくまで「外部」であり、「民間」ばかりではない。指定管理者制度など経営形態の見直しを通じた民間経営手法の導入もあるが、ノウハウは結局「人」に付いてくるもの。人材戦略の重要性が高まっている。(溶ける魚)