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高校生の新型インフルエンザ感染で考える

 8月末、剣道の教え子である女子高生(16)の県大会を観に行く。試合トーナメント表のうち、6分の1ほどの生徒が棄権という事態が起こった。部員でインフル患者が出た学校の生徒は全員棄権せねばならなかったのだ。これはスポーツ推薦で剣道をやっている高校生にとって将来を左右しかねない。彼らは、この特技が無ければ世間に埋もれてしまうことを知っている。大会の成績次第で、ペーパー試験無しで大学入学や公務員(警察官のみだが)という道も開かれるのだ。私の教え子もそんな1人で、なぜ春頃のインフル流行初期に学生へのワクチン接種を行わなかったのかと厚生労働省の対応に疑問を感じる。その数日後、彼女はインフルに罹り家族中が保険の利かないタミフルを飲むことになった。出場試合も一つ落とした。学生の集団感染は、単純に学級閉鎖だけで済む問題ではないのだ。(すーじぃ)