政権交代→日医への中医協報復人事→?
ようやく中医協における任期切れ委員の後任人事が決まり、10月30日(金)には総会と基本問題小委員会が開催、議論が再開することとなった。この間、中医協委員における3名の“日医枠”をめぐる話題が全国紙でも大きく扱われるなど世間の耳目を集めた。結果はご存じの通り、日医は委員を送り出すことができなくなってしまった。支持政党の下野に加え、中医協からの「日医外し」という処遇を受け、いま日医は大きく揺れている。昨年からの日医をめぐる動きをごく大雑把に辿ると、支持政党をめぐる地方医師会との不協和音→総選挙で支持した自民党が下野→自民党支持を白紙撤回→民主党からの中医協における「報復人事」―。今のところ一見分かりやすい構図で物事が進んでいるが、政権交代がもたらした地殻変動は果たして今後どのような影響を及ぼしていくのか。それはそうと、中医協は重要な時期に約1カ月もの空白をつくってしまったため、来年度診療報酬改定を良い内容とするべく、密度の濃いしっかりとした議論が求められるのは言うまでもない。新たに任命された委員らの発言にも注目したい。(溶ける魚)
