与党議員よ、自覚を持て
新政権が発足し、臨時国会も始まった。にもかかわらず、いまだに副総理が「官僚は所詮ペーパーテストの成績が良いだけの人間の集まりで、役にたたない」などと発言し新聞に掲載されている。野党時代から、民主党の官僚に対する見方に批判的なニュアンスがあったが、与党となったからには彼らを「使いこなす」ことをまずは行わなければならない。従来と全く感覚のことなる上司に従わざるを得ないうえに、事を始める前から「役にたたない」などと言われては、権限も収入も同世代の民間企業勤務並みの若手官僚は、どこにモチベーションをおけば良いのか。
臨時国会開催前に、ある民主党の1年生議員が某テレビ番組で、「自民党政権下の社会構造を変えれば、マニュフェストは全て実現できる」と発言していた。新入社員が入社早々に、「会社の組織だけでなく、業界の収益構造や外部環境、顧客層も全て変えて、全く新しい会社にすれば、業界のトップに立てる」と言っているように聞こえて、虚しかった。それでも彼は官僚組織の「上司」であるのだから、当然官僚は従わなければならない。慣れない政権運営を行う上司に振り回されても踏ん張る官僚の姿を浮かべると、ねぎらいの言葉をかけたくなる。(ハマッコ)
