介護への人材供給は、アフターフォローも用意せよ。
雇用創出の場として「介護」が注目を集めている。政府の緊急雇用対策でも「緊急雇用創造プログラム」の一環として、働きながら資格を取得できるためのプログラムを作成、各都道府県に事業費として補正予算を組むよう呼びかけている。
介護職員が慢性的に不足している現在、人材育成に投資することは結構なことであり、理念についてケチをつける気も毛頭ない。しかし、「3K職場」と呼ばれる介護現場へのネガティブなイメージの払拭も、同時に行われるべきだろう。雇用に結びついても、職場に魅力を感じられなければ、「他に仕事がないとはいえ、自分は一生この仕事をしなければいけないのか」と精神的に病んでしまう可能性もある。介護職は、利用者(顧客)個々人のニーズを汲み取らなければいけないのでマニュアル化できる範囲も限られ、また介護分野そのものが発展途上のため目指すべきロードマップもない(だからこそ面白い、ということも事実なのだが)。人を送り込むだけでなく、その後のフォローも国が面倒を見る必要が国にはある。(ハマッコ)
